Linux Mint使い始めた

脱・WindowsするためにLinux Mintを導入しました。
引っかかったところを随時上げていく予定です。

  1. インストールメモ
    1. 🔧 前提準備
    2. 🟣【手順 1】Windows の EFI を確認(何もしない)
    3. 🟣【手順 2】Linux インストール時の一番大事な設定
    4. 🟣【手順 3】Linux SSD の中に “独自の EFI” を作る
      1. ⚠ 注意
    5. 🟣【手順 4】GRUB を Linux SSD の EFI にのみインストール
    6. 🟣【手順 5】インストール後、UEFIのブート順を調整
    7. 🟣【手順 6】Windows がブート順を書き換えないようにする(任意)
    8. 🟣【参考】トラブル対策(もしもの時)
    9. 🟣まとめ:これだけやれば「ほぼ壊れないデュアルブート」になる
  2. ファイヤーウォール(重要)
    1. 🛡️ ファイアウォールを有効にすべき理由
  3. スナップショット
  4. キーボードで日本語変換できなかった。
  5. ブラウザ、Google Chromeのインストールの仕方。
  6. ファイヤーフォックスのツールの移動
  7. Linux Mint標準搭載のWindowsにある【ペイント】的なもの
  8. Windowsで作ったテキストが文字化けする
  9. 電源マーク、シャットダウンの所にある【サスペンド】
  10. アプレット
  11. マイコンピューターとかゴミ箱のアイコン
  12. ショートカット
  13. サイズ違いのデュアルディスプレイで別々のUIの拡大率を設定する
  14. 🟣【重要】Linux の世界観(Windowsとの決定的な違い)
  15. アップデートについて
    1. 🟢 sudo apt update はどれくらいの頻度でやる?
  16. 決定版ガイド
    1. 🟣【1】Linux Mint でやっておくべき初期設定(最重要版)
      1. 🔧 ⑧ Timeshift(システムのバックアップ)設定
    2. 🟣【2】Linux で絶対にやってはいけない危険操作
    3. 🟣【3】Windows と Linux を併用するときに便利な設定
  17. コマンド
    1. 🟣【最重要】まずこれだけ覚えれば生きていけるコマンド TOP10
    2. 🟢 ファイル・フォルダ操作
    3. 🟣 権限・管理
    4. 🟢 パッケージ管理(超重要)
    5. 🟣 システム情報
    6. 🟣 プロセス / サービス管理
    7. 🟣 ファイル内容を見る系
    8. 🟣 圧縮/解凍
    9. 🟣 もし1週間だけで覚えるならこれ!

インストールメモ

これはSSDが複数有り、WindowsとLinux Mintを別々のSSDに別けてインストールしてデュアルブートにする際GPTさんに聞いた回答です。
別途にYouTubeとデュアルブートしている例も参考にしています。
デュアルブートしている例(https://note.com/sugiggy/n/ne0631ec9f933)

🔧 前提準備

複数インストール先(SSDやHDD)ある場合は、同じ製品だと表示される名前が同じためパーテーションの時に非常に分かりづらいので注意してください。(一応製品名の前にタグみたいなものは付いていますが分かりづらかった)
事前にLinuxを入れないSSD等はBIOSで無効化しておいた方がいいです。
BIOS設定はマザーボードに寄ります。

✔ 1. Windows 側で Secure Boot を OFFにする(推奨)

trouble 回避のため。

✔ 2. Windows 側の SSD と Linux 用 SSD を別に用意

(容量は Linux 側 100GB 以上あれば快適)

✔ 3. Linux インストール用 USB を作成

おすすめは Ubuntu 24.04 LTS または Fedora 40

🟣【手順 1】Windows の EFI を確認(何もしない)

Windows 側にはすでに EFI パーティションがあるはずです。

特別なことは不要です。
この EFI を壊さないために Linux を別EFIにする のが今回の目的。

🟣【手順 2】Linux インストール時の一番大事な設定

USB から Linux のインストーラを起動します。

★ 最重要:インストール先SSDを間違えない!

  • Windows が入っている SSD → 絶対触らない
  • Linux 用に買った SSD → ここだけ使う

★ 分割画面で「パーティション手動(Something else)」を選ぶ

自動だと Windows の EFI を勝手に流用されるのでNG。

ここの【パーティション手動(Something else)」を選ぶ】は、自分がやった時のインストーラーのバージョンは【それ以外】の項目だと思われます。

🟣【手順 3】Linux SSD の中に “独自の EFI” を作る

Linux用SSD を選択したら:

✔ 作るパーティション①

EFI System Partition(512MB〜1GB)

  • タイプ:EFI System Partition
  • フォーマット:FAT32
  • マウントポイント:/boot/efi
  • SSD2(Linux用)の中に作る

→これが Linux 専用のブートローダになります。

✔ 作るパーティション②

ルート(/)パーティション(50GB〜)

  • フォーマット:ext4
  • マウントポイント:/

✔ 作るパーティション③(任意)

swap (8〜16GB)

  • 任意だが推奨

⚠ 注意

「Use existing EFI partition?」と聞かれても
→ NO(使わない)
→ 必ず Linux SSD 内の新規EFIを使用

🟣【手順 4】GRUB を Linux SSD の EFI にのみインストール

インストーラは通常 Linux SSD を選ぶと自動でそこに入れますが、

以下を必ず確認:

  • ブートローダのインストール先=Linux SSD(例:/dev/nvme1n1
  • Windows SSD(/dev/nvme0n1)には入れない

🟣【手順 5】インストール後、UEFIのブート順を調整

再起動 → BIOS/UEFI に入る(F2, Delete, ESCなど)

★ 優先順位をこう設定する:

  1. Linux SSD の EFI(Ubuntu / Fedora)
  2. Windows Boot Manager(Windows SSD)
  3. その他のデバイス

🟣【手順 6】Windows がブート順を書き換えないようにする(任意)

Windows はときどき「Windows Boot Manager を最優先に戻す」ことがあります。

対策:

✔ 手段1:BIOSで「Boot Lock」or「Boot order lock」を有効

→ あるマザボではブート順を書き換えられなくなります。

✔ 手段2:rEFInd を Linux 側に入れる

→ Windows Update の影響を受けにくくなる
→ GRUB よりトラブルが少ない

🟣【参考】トラブル対策(もしもの時)

✔ Linux が起動しなくなった場合

  • UEFI で Linux SSD の EFI を手動選択する
    → たいてい起動できる

✔ GRUB が壊れた場合

USB から Boot-Repair を実行
→ Linux SSD の EFI に GRUB を再インストール
※Windows 側は無傷

🟣まとめ:これだけやれば「ほぼ壊れないデュアルブート」になる

□ OS を別SSD

□ EFI も別々

□ Linux 側の EFI を UEFI の最優先に

□ Secure Boot 無効

□ ブートローダは Linux SSD の中だけに置く

これで Windows Update が Linux を壊す確率は
ほぼゼロ になります。

これでインストールした場合WindowsからはLinuxをインストールしたSSD等のドライブは見えなくなります。
ドライブの数を把握してなかった場合不安になりますw

ファイヤーウォール(重要)

Linux Mintは初期状態ではファイヤーウォールが無効化になっています。
簡単なのですぐに有効化しましょう。
手順

左下の メニュー(Linux Mintのマーク) → すべてのアプリケーション → ファイヤーウォール設定ツール → Status をクリック

必要性をAIさんに聞いてみた。

ネットを見るだけでも必要ですか?

はい、Linux Mint をインストールし、主に Firefox や Chrome でインターネットを閲覧するといった利用目的であっても、ファイアウォールはオンにすることを強くお勧めします

🛡️ ファイアウォールを有効にすべき理由

インターネットに接続するすべてのPCは、潜在的な脅威に晒されています。利用目的がウェブブラウジングのみであったとしても、ファイアウォールを有効にすることで、以下のようなメリットがあります。

  • 不正なアクセスからの保護: ファイアウォールは、インターネット(外部)からPC(内部)への不要な、または許可されていない通信をブロックします。これにより、OSやアプリケーションのセキュリティホールを突いた外部からの攻撃や、PCに侵入しようとするスキャン行為などから保護されます。
  • 不必要なサービスへの制限: Linux Mintには、初期状態で動作しているかもしれない様々なネットワークサービス(例えば、ファイル共有サービス、リモートデスクトップ関連のサービスなど)があります。ファイアウォールを適切に設定することで、これらのサービスが意図せず外部に公開されるのを防ぐことができます。
  • セキュリティの多層化: ウェブブラウザ(FirefoxやChrome)のセキュリティ機能は、ウェブサイト閲覧時の脅威(マルウェアのダウンロードなど)に対して有効ですが、ネットワーク層での防御はファイアウォールが行います。これは、セキュリティを多層的に構築する上で非常に重要です。

特にポートを開けていませんが、ウェブブラウジングでは開ける必要がないという認識でいいですか? 
オンラインゲームは開ける必要が出てくるとは思いますが。

はい、その認識で全く問題ありません

ウェブブラウジング(FirefoxやChromeでインターネットを閲覧する)といった一般的な利用目的であれば、特別なポートを開ける必要はありません

🔒 ウェブブラウジングとポート

ウェブブラウジングの基本的な動作は、PC(クライアント)からウェブサーバー(外部)へ接続を開始するという形になります。

  • PCから外部への通信 (アウトバウンド):
    • あなたのPCはウェブサーバーに対し、ウェブサイトのデータを取りに行くために接続を開始します。
    • デフォルトの設定では、ファイアウォールは内部から外部への通信は全て許可しているため、ウェブブラウジングに必要な通信は問題なく行えます。
  • 外部からPCへの通信 (インバウンド):
    • ファイアウォールを有効にし、特に設定を追加していなければ、外部からあなたのPCへの接続は全てブロックされています(これが安全な初期設定です)。
    • ウェブブラウジングは外部からの接続を必要としないため、ポートを開く必要はありません。サーバーからの応答データは、PCから開始されたセッションの一部として許可され、ブロックされることはありません。

つまり、あなたのPCがサーバーとして外部からの接続待ちをしていない限り、特別なポートを開放する必要はないのです。

🎮 オンラインゲームについて

ご認識の通り、オンラインゲームや、特定のP2P(ピア・ツー・ピア)アプリケーション、あるいはリモートデスクトップ接続を受け入れるといった用途では、ポートを開放する(インバウンド通信を許可する)必要が出てくる場合があります。

ポート開放が必要なケースの例

用途ポート開放の必要性補足
一般的なウェブ閲覧(Firefox/Chrome)不要PCから外部への接続で完結するため。
オンラインゲーム必要になる場合がある特にP2P通信を伴うゲームや、ホスト側になる場合など。
ファイル共有サーバー必要外部のユーザーがあなたのPCに接続してくるため。
VPNサーバー/SSHサーバー必要外部からあなたのPCにログイン接続するため。

スナップショット

Linux Mintのスナップショットとは、ある時点のシステムの状態(ファイル、ディレクトリ、設定など)をコピーして保存する機能です。Timeshiftというツールを使って、万が一システムに問題が発生した場合に、システムを過去の状態に復元できるようになります。 

特徴

  • システム復元: システムの更新や設定変更などで問題が発生した際に、以前の正常な状態にシステムを戻すことができます。
  • 定期的な自動保存: 設定によっては、定期的に自動でスナップショットが作成されるため、常に最新の状態のバックアップが保持されます。
  • 手動での作成: ユーザーが任意のタイミングで手動でスナップショットを作成することも可能です。
  • スクリーンショットとの違い: 「スクリーンショット」が画面の画像データであるのに対し、「スナップショット」はシステム全体の状態を保存する点。
  • バックアップとの違い: 一般的なバックアップが長期保存を目的とするのに対し、スナップショットは直近のシステム状態の復元に特化しています。
  • ディスク障害には対応できない: スナップショットは同一マシン上に保存されるため、ディスク障害が発生した場合は復旧できません。 

使い方(Timeshift)

  1. 起動: メニューから「システム管理」 > 「Timeshift」を起動します。
  2. 作成: 「作成」ボタンをクリックすると、スナップショットが作成されます。
  3. 復元: 復元したいスナップショットを選択し、復元を実行します。 

キーボードで日本語変換できなかった。

原因: 設定の入力方式での設定がなっていなかった。

設定→入力方式→左のタブの【日本語】を選択から、そこに書いてある通りにすると 半角/全角 or CTRL + スペース で日本語入力に切り替えできるようになります。

ブラウザ、Google Chromeのインストールの仕方。

取得したパッケージ(ダウンロードしたインストールする前のやつ)はダウンロードフォルダには入らないみたいです。
以下をコマンドプロンプトに入力

ファイヤーフォックスのツールの移動

ツールバーをカスタマイズ から

Linux Mint標準搭載のWindowsにある【ペイント】的なもの

Linux Mintのペイントに相当する標準搭載ソフトは、バージョン20.2以降であれば 「Drawing」 です。Windowsの「ペイント」のように、シンプルで直感的に使える画像編集ツールです。 

Drawingの基本的な使い方

  • 起動方法: メニューから「グラフィック」カテゴリにある「Drawing」を選択します。
  • 既存のファイルを開く: 画像ファイルを右クリックし、「別のプログラムで開く」から「Drawing」を選択します。
  • 機能: 基本的なトリミング、描画、テキスト挿入などが可能です。 

その他の選択肢

  • GIMP: より高機能な画像編集を行いたい場合は、標準でインストールされている「GIMP」も利用できます。
  • Krita: イラストや漫画制作に特化した本格的なお絵描きソフトもインストール可能です。 

Windowsで作ったテキストが文字化けする

Windows保存時に古い形式で保存することがあるためLinuxで文字化けすることがある。
対策はCUIで保存形式を変える
面倒だしCUIとかあまり好きじゃないのでPythonで変換ソフト作った。
リンク

電源マーク、シャットダウンの所にある【サスペンド】

Windows、Macの【スリープ】と同じ機能

アプレット

右下にある時計の左に並ぶやつ
+ – で追加・削除できる

マイコンピューターとかゴミ箱のアイコン

設定から

ショートカット

コマンドプロンプト(ターミナル)の時だけ Shift が欲しい。

ターミナル (コマンドライン)デスクトップ (一般的なアプリ)
コピーCtrl + Shift + CCtrl + C
ペーストCtrl + Shift + VCtrl + V
カットCtrl + Shift + XCtrl + X
rtSc キー (または Print Screen キー)画面全体を撮影
Alt + PrtSc キーアクティブなウィンドウを撮影
Shift + PrtSc キー特定の範囲を撮影
Ctrl + Shift + PrtSc撮影したスクリーンショットをクリップボードにコピー (範囲選択)

サイズ違いのデュアルディスプレイで別々のUIの拡大率を設定する

Linux MintのCinnamonデスクトップ環境では、バージョン20.x以降、実験的機能としてモニターごとに異なるUI拡大率(分数スケーリング)を設定することが可能です。ただし、デフォルトでは無効になっており、設定を有効にする必要があります。 

設定手順

  1. ディスプレイ設定を開きます
    • デスクトップで右クリックし、表示されるメニューから**「ディスプレイの設定」**を選択します。
    • または、メニューボタンをクリックし、「ディスプレイ」と検索して開きます。
  2. 分数スケーリングを有効にします
    • ディスプレイ設定ウィンドウ内の**「設定」**タブ(または「高度な設定」タブ)に移動します。
    • 「分数スケーリングコントロールを有効にする (実験的)」(または類似の表現)というオプションを見つけ、チェックを入れます。
    • 警告メッセージが表示されることがありますが、問題がなければ続行します。この設定は実験的なものであるため、予期しない動作が発生する可能性があることに注意してください。
  3. モニターごとに拡大率を設定します
    • **「レイアウト」**タブに戻ります。
    • 設定したいディスプレイ(モニター)をリストまたは図から選択します。
    • 選択したディスプレイの項目内にある**「モニターの拡大率」**(または「スケール」)のドロップダウンメニューから、目的の拡大率(例: 125%, 150%, 175%など)を選択します。
    • 別のディスプレイを選択し、同様に拡大率を設定します。
  4. 設定を適用します
    • 「適用」または「変更を保持」ボタンをクリックして、設定を反映させます。

注意点

  • XorgとWayland: Linux MintのCinnamonは主にXorgセッションを使用しており、Waylandサポートはまだ実験段階です。Xorgでの分数スケーリングは、一部のアプリケーションで表示がぼやけるなどの制限がある場合があります。
  • フォントスケーリング: 全画面のUIスケーリングではなく、フォントサイズのみを変更したい場合は、「設定」の「フォント」オプションで調整することも可能です。
  • Mintのバージョン: 最新のLinux Mint Cinnamon(特にCinnamon 6.4以降)では、この機能が改善されていますが、古いバージョンでは利用できないか、機能が制限されている場合があります。 

🟣【重要】Linux の世界観(Windowsとの決定的な違い)

🟢 ① Linux には「Cドライブ」「Dドライブ」が存在しない

Windows:

Linux:

ルートは大元、一番上のフォルダ的な意味

例:

SSD が何枚あっても、USB でも、
Linux では 全部ひとつの大きなフォルダツリーに組み込む 方式です。

🟢 ② ディスクを「マウント」して使う文化

Windows → 物理ドライブごとに C:\ / D:\ と名前がつく
Linux → 物理ドライブを「好きなフォルダ」にくっつける(マウント)

例:
Windows では D ドライブ
Linux では /mnt/mydata にマウントするとこうなる:

→ 場所は全部フォルダとして扱われるのがポイント。

🟢 ③ アプリの入れ方が根本から違う(APT = 最強のアプリストア)

Windows:

  • exe をダウンロード
  • 手動でインストール
  • アプリごとにアップデート作業

Linux:

  • apt install 〜 と打つだけ
  • 依存関係は勝手に解決
  • アップデートは全部一括

例:

ソフトの管理がめちゃ楽になります。

🟢 ④ 設定ファイルは全部テキスト(=自動化しやすい)

Windows:

  • 設定はレジストリに散乱
  • GUIツールで触る

Linux:

  • 設定は基本全部テキストファイル
  • 自動化しやすい
  • バックアップも簡単

例:
SSH の設定

🟢 ⑤ 管理者(root)と一般ユーザーが完全に分離

Windows:

  • ユーザーが管理者権限を持ちがち

Linux:

  • root(神様)
  • user(一般ユーザ)

一般ユーザは root にはなれない
→ コマンドに「sudo」を付けて必要な時だけ権限アップ

例:

セキュリティが強いのはこの仕様。

🟢 ⑥ すべてが「ファイル」として扱われる哲学

Linux の世界では…

キーボード → ファイル
モニタ → ファイル
ネットワーク → ファイル
USB → ファイル

全部 /dev/〜 に並びます。

例:SSD

/dev/nvme0n1
/dev/nvme1n1

→ コマンドで操作しやすい。

🟢 ⑦ Linux は GUI(見た目)と OS が分離している

Windows:

  • GUI と OS がセット(切り離せない)

Linux:

  • OS(中身)と GUI(Mint Cinnamon / KDE / GNOME)が別物
  • GUI を後から変えることも可能

例:

→ KDE Plasma に変えられる(Mint でも可能)

🟣 まとめ:Linux を理解するための「3大キーワード」

1️⃣ 全ては /(ルート)から始まる

2️⃣ ソフトは apt install

3️⃣ root と sudo

この3つだけ理解すれば Linux は怖くないです✨

アップデートについて

Linux のアップデートは Windows と仕組みがかなり違うので、ここを理解すると安心して使えるようになります。

🟣【結論】Linux Mint のアップデートは「半自動」です

  • OS(Mint本体 + ドライバ + カーネル) → 更新マネージャーが通知
  • アプリ(aptで入れたもの) → sudo apt update で更新状況取得
  • 自動ですべて勝手にインストールされるわけではない

Mint は「安定性」を重視していて、Windowsのように勝手にアップデートしません。

🟢 Mint のアップデートはどこで分かる?

デスクトップ右下の 盾のアイコン(Update Manager) が通知します。

  • 緑 → 最新
  • 青(i)→ 情報あり
  • 黄色 → 更新あり
  • 赤 → 重要な更新あり

基本はこの盾マークを見ておけばOKです。

🟢 sudo apt update はどれくらいの頻度でやる?

✔ おすすめは 2〜3日に1回

Linux は更新が細かく入るので、この頻度で十分。

✔ 毎日やってもOK(安全)

スマホでアプリチェックする感覚。

✔ やらなくても問題は起きない

Mint の Update Manager が更新を教えてくれるため。

🟢 apt update と apt upgrade の違い

→ “更新できるもの一覧” を取得(確認だけ)

→ 実際にアップデートを適用

例:

この2ステップで完了!

🟢 自動化できる?

Mint では…

  • セキュリティアップデートの自動適用 → 可能
  • カーネル更新 → 通知後、手動(推奨)
  • 大きな更新 → 手動が基本

Mint はかなり「壊れにくい」方針です。

🟣 GPTのおすすめ運用

🔹 ① 盾アイコンの色だけ見ておく

→ 黄色か赤ならアップデート推奨

🔹 ② 時々 apt update

→ 2〜3日に1回でOK

🔹 ③ カーネル更新は急がなくていい

→ Mintは安定カーネルを使うため、放置しても問題なし

🟣 最後にまとめると…

内容自動?備考
Mintの更新通知✔ 自動盾アイコンで分かる
セキュリティ更新半自動設定で自動にできる
カーネル更新❌ 手動安定性のため
apt update❌ 手動2〜3日に1回でOK

MintはWindowsより安定アップデートなので安心して使えます👍

決定版ガイド

2倍出力くれたので差分を入れてあります。

🟣【1】Linux Mint でやっておくべき初期設定(最重要版)

Mint を安定+快適に使うための設定を優先度順にまとめました。

🔧 ① システムを最新にする(最初だけ)

Mint の更新マネージャーでもOK。

🔧 ② 日本語入力(IME)の調整

Mint ではデフォルトで Fcitx 5 + Mozc が入っているはずですが、一応確認:

コマンド:

・入力メソッド → Mozc を有効化
・キーバインドを好みに設定

🔧 ③ ターミナルを高速化(fastfetch)

見た目もかっこよくなる。

✅ 3. ドライバを最新に(特に NVIDIA)

メニュー → Driver Manager(ドライバマネージャ)

  • NVIDIA → 推奨ドライバに変更
  • Realtek WiFi → 推奨にする

Mintは自動で最適なのを選んでくれる。

🔧 ④ Snap を使いたい場合の設定(Mintはsnap無効)

Mint は Ubuntu なのに Snap を無効化してます。

必要なら:

VScode や Discord の最新版が欲しいときに便利。

✅ 4. タイムゾーン・時刻同期(Windowsと併用必須)

WindowsとLinuxは時刻の扱いが違うため、時差が発生することがある。

下記コマンドで Linuxを“ローカルタイム”モードにする と、時刻ズレが消える:

※ WindowsがUTC固定になってない場合、この設定が最強。

🔹 4. 時刻問題を避けるための補足

MintとWindowsで時間ズレが起きたらこちら:

Linux → ローカルタイム化

逆に Windows → UTC対応も可

レジストリ変更で Windows を UTC にもできる。

🔧 ⑤ よく使う開発ツールを導入

🔧 ⑥ NVIDIAの人だけ(Mint は自動検出だけど念のため)

「ドライバマネージャー」→ 推奨ドライバを適用。

ゲーム用途なら プロプライエタリ版 を推奨。

🔧 ⑦ ファイヤウォールをONにする

Mintはデフォルトoff
デスクトップなら基本OFFでも問題は少ない。

GUI:

または:

🔧 ⑧ Timeshift(システムのバックアップ)設定

Windows の「復元ポイント」みたいなもの。

Mintには標準搭載
起動→スナップショット方式を「rsync」に設定

→ OSアップデートで壊れても復元できる!

🔧 ⑨ Flatpak を最新版に

Mintは Flatpak が多く、最新アプリはほぼ Flatpak。

🔧 ⑩ 日本語フォントの強化(とても見やすくなる)

見た目が一気にプロレベルに。

🟣【2】Linux で絶対にやってはいけない危険操作

Mint を壊さず使うために、これだけは避けて!

❌ ① sudo rm -rf /

Linuxを全消去する禁断の呪文。

誤って / や /home に使うのもNG。

❌ ② dd コマンドでデバイスを間違える

例:

これでSSDが1秒で真っ白に。

→ USB作成時は本当に要注意!

❌ ③ 他のディストリの PPA / リポジトリを手当たり次第追加

Mint + Ubuntu + 他 みたいに混ぜると壊れる。

❌ ④ カーネルの最新版を欲張って入れすぎる

Mint は安定重視。
最新カーネルにすると逆に壊れやすい。

→ Mintのデフォルトカーネルが最強

❌ ⑤ root ログインして作業する

sudo だけで十分。
root に常駐すると誤操作で大事故が起きる。

❌ ⑥ Windows から Linux パーティション(ext4)を操作できるソフトを入れる

壊れる危険性が一気に上がる。

→ 共有したいなら専用の共有ドライブ(後述)を作る。

❌ ⑦ /etc /boot /usr の中を意味なく弄る

ここは「OSの心臓部」。
設定ファイルが多いので慎重に。

❌ 2. sudo を何でもつける

sudoは「rootの力で強制実行」なので、ミスすると破壊。

例:

→ 大事故。

❌ 3. /boot または /boot/efi をいじる

ブートローダ破損 → 起動不能。

特に WindowsのEFIを触らないのが重要(今回は別SSDなのでほぼ安全)。

❌ 3. /boot または /boot/efi をいじる

ブートローダ破損 → 起動不能。

特に WindowsのEFIを触らないのが重要(今回は別SSDなのでほぼ安全)。

Mintは安定性重視なので、PPAを乱用すると壊れる。

❌ 5. sudo nautilus / sudo nemo でGUIをroot起動

rootでGUIファイル操作 → 権限バグの原因。

❌ 6. LinuxのパーティションをWindows側で操作

Windowsの「ディスクの管理」で間違って消したら終了。

→ 今の構成(別SSD&ext4)ではほぼ安全だけど念のため。

❌ 7. カーネルを手動で大量に入れる

Mintはカーネル管理が丁寧。手動乱用は事故率アップ。

🟣【3】Windows と Linux を併用するときに便利な設定

デュアルブート環境ならかなり便利なテクです!

🟢 ① Windows↔Linux の共有パーティションを1つ作っておく(最重要)

フォーマット形式:exFAT(WinでもLinuxでも完全互換)

メリット:

  • スクショ・動画・データを両OSから編集できる
  • ext4/NTFS の問題が消える
  • トラブルになりにくい

ディスク例:

Mintで使うには:

🟢 ② Chrome / Firefox の同期機能でブックマーク共有

両方のOSで同じブラウザログインすると、
ブックマーク・履歴・パスワードが完全共有。

🟢 ③ Windowsの時計ズレ対策(RTC)

Linuxは「UTC」、Windowsは「ローカル時刻」。

Mint側で以下を実行:

これで再起動のたびに時刻がズレなくなる。

🟢 ④ Steam ゲームのデータ共有

どちらの OS でも同じゲームデータを使いたい場合は:

WindowsのSteamライブラリ → NTFSのまま
LinuxのSteam → Protonで共有可能

Mintでは Proton が非常に安定。

🟢 ⑤ Win/Linux 両方で使う設定ファイルはクラウド同期

  • OneDrive
  • Google Drive(Insyncアプリで完全対応)
  • Dropbox

などを利用するとスムーズ。

🟢 ⑥ Windowsのブートローダに触らない(守る)

EFIを分離してあるので触らなければ安全。

コマンド

🟣【最重要】まずこれだけ覚えれば生きていけるコマンド TOP10

lsフォルダの中を見る
cdフォルダ移動
pwd今いる場所
mkdirフォルダ作成
rm削除
cpコピー
mv移動/名前変更
sudo管理者として実行
apt update / apt upgrade更新
reboot起動

🟢 ファイル・フォルダ操作

■ 見る

■ 移動

■ 作成・削除

■ コピー・移動

🟣 権限・管理

■ sudo(管理者権限)

■ ファイルの権限

🟢 パッケージ管理(超重要)

Mint は apt を使います。

■ パッケージリスト更新(まず最初にやる)

■ アップグレード

■ アプリのインストール

例:curl を入れる

■ アプリの削除

🟣 システム情報

■ ネットワーク関連

■ CPU / メモリ使用率

■ ディスク情報

🟣 プロセス / サービス管理

■ プロセスの確認

■ サービス管理(systemd)

例:SSH

🟣 ファイル内容を見る系

■ 内容表示

■ テキスト検索(超便利)

🟣 圧縮/解凍

■ zip

■ tar.gz

🟣 もし1週間だけで覚えるならこれ!

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