ユーザー車検(継続検査、所有者本人)の手順

2025年(令和7年)2月時点、普通車の手順です。
車検代行もやらなくなって自分の車のみだと2年に1回なんで備忘録として残します。
※所有名義(たしか使用者じゃなかったはずw)が受検者と異なる場合は委任状等が必要になります。ここの説明は所有者と受検者が同一の場合の説明です。

前回自分がユーザーやったのが恐らく6年前、新車検証に移行してから多少書類と検査内容が変わっています。
これからも変わっていくと思うのでいつまでこの手順でやれるかはわかりません。
ただ、現地に行って職員に手順の説明を受けることが出来ます。ですが3月4月の時期は大混雑するので不慣れであればお勧めできません・・・2か月前ルール適用されても恐らくそんなに変わらないだろうし・・・

出来れば前日までに準備する事

  • 車の状態が【保安基準】に適合している状態にする。
    • 全部説明すると説明量がすごいことになるのでなので割愛します。
    • 一例を挙げるとブレーキパッドの残量は無くてもタイヤをロックできればOKだったりオイルも漏れてなければ状態(古い新しい、量が多い少ない)は関係ありません。イメージとしては道路に害をなさない、異常無くまっすぐ走らせることが出来る感じ、かな?
    • 車に詳しくないのであれば【純正の状態で】ディーラー等に点検してもらって足回りのチェックもお願いすれば行けそうな気がしますが、試したことはありません。
    • 点検したら点検記録簿を入手しましょう。前検s(ry
  • 自賠責保険の継続手続き。
    • 自賠責を取り扱っている会社にて手続きを行う。
    • 取り扱い業者一覧リンク
    • 自分が掛けている任意保険とか生命保険の会社が取り扱っていれば担当者に依頼するだけでいいと思います。
      じゃなければ代理店か車検を取り扱っているお店に知り合い居ればそこに頼むですかね?
      ※料金はよく変動します。
  • 陸運局(軽自動車は軽自動車検査協会)の継続検査予約をする。
    • インターネットで予約できます。
    • 時間帯で1~4ラウンドに分かれており選択できますが、3月4月はめちゃくちゃ混むので早めに動かないとまず取れません。
    • 普通車リンク
    • 軽自動車リンク
      ※2年1ヶ月以上システムを利用していないアカウントは削除されます。
      その場合は、再度アカウント登録を行ってください。

当日の流れ

  • 予備車検場へ行き全コース検査を受けます。(自信があればなくても)
    • ここで大丈夫なら本番の検査コースで落ちることはまずないと思います。
    • 特に光軸は専用機械がないと調整は出来ないと思うので予備検査はほぼ必須かと。
    • 適当に車の状態確認する人はパーツクリーナーとガンガム持っていくと安心。
  • 支局の窓口へ行き、読み取りPCに車検証のQRコードを読み込ませ【自動車検査票】【自動車重量税納付書】【継続検査申請書】にチェックを入れ出して必要事項を記入します。
    • 記入は、半分くらい車検証から自動で印字されて出てくるので昔よりだいぶ楽になってます。
    • 受検者、申請人、有効期間のチェック欄、重量税金額、使用区分チェック欄、車両重量を記入します
  • 重量税印紙、登録印紙、審査証紙を購入して【自動車検査票】、【自動車重量税納付書】に貼り付けします。
    • 申込票があるので記入してお金と一緒に出します。
    • 登録印紙と審査証紙(手数料印紙の事)
      • 普通車(1,3ナンバー等)2300円=検査印紙500円+証紙1800円 
      • 小型車(4,5ナンバー等)2200円=検査印紙500円+証紙1700円
      • 二輪車        1800円=検査印紙500円+証紙1300円
      • 大型特殊車両     1900円=検査印紙500円+証紙1400円
    • 重量税は車に寄って違うのでこちらで調べてください。
    • 各々切手のようになっているので所定の場所に貼り付けをします。
  • 継続検査の窓口に書類を提出します。
    • 自動車検査票、自動車重量税納付書、継続検査申請書、車検証、自賠責保険証明書、納税証明書(無い時は陸運局内で再発行)、点検整備記録簿をクリップで留め、まとめて出します
    • チェック等をされて戻ってOKだったら検査コースへ向かいます。
  • 検査場へ車で向かいコースで検査をします。
    • ダッシュボードに発煙筒を出して置いて向かいます。
    • 着いたら前の人の真似をすれば大丈夫ですw
    • 大体ボンネットを開けて支局窓口から返ってきた検査票セットを持って待機します。
    • エンジン型式と車体番号を確認してもらったら灯火類、ワイパー等の動作確認、内装チェックがあります。
    • 検査工程、普通車の場合
      • 排気ガス・・・マフラーにパイプを突っ込んで測定します。
      • サイドスリップ・・・左右に動く板の上を通ります。
      • スピードメーター・・・スピードメーターが40kmくらいになったらパッシングをします(長めの一回)
      • ヘッドライト・・・ロービームを点灯させて待機します。
      • ブレーキ・・・ローラーが動くのでブレーキを踏みます。(サイドブレーキも)
      • 下回り・・・検査員が下回りのチェックをします、ハンドルを左右に振ったりブレーキ、サイドブレーキを操作する指示が出ます。
      • 上記を車に乗ったまま(排気ガスは一回降りますが)【自分で】検査機械に掛けて検査します。ナビが在り指示に従うので難しくはありません、初めてや不安な場合は検査員に申し出をするとガイドしてくれます。(今回6年ぶりだと言ったら付いてくれました)
      • 終わったら最後総合判定の人に検査票セット渡して判子を押してもらったら支局窓口に戻ります。
  • 支局窓口に検査票セットを提出して更新された車検証が出来るまで待ちます。受け取ったら終了です。
    • 検査標章(ステッカー)をフロントガラス運転席(右ハンドル)側の右上に貼り付けをします。
      ※たまに変わるので都度確認した方が良いです。

以上がユーザー車検の流れになります。
もし不合格になった場合、指摘箇所を直して再検査になります。(2回まで無料)
当日中に直らない場合は限定自動車検査証を発行してもらって後日再検査出来るみたいですがやったことがないのでわかりません。
恐らく当日中に処置出来ないようなものは足回りのブッシュ等になるかと思います、なのでしっかり足回りだけは見ておいた方が良いでしょう。

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