Visual Studio 2022設定メモ

コンソールアプリケーション、ウィンドウアプリケーション切り替え

ソリューションエクスプローラのプロジェクト名を右クリックしてプロパティを選択
左上の構成を【すべての構成】にする
リンカー→システムのサブシステムの欄でエントリーポイントがmainの場合はコンソール、winmainの場合はWindowsに切り替える必要があります。
切り替えずにビルドを行うとエラーが出ます。

リソースファイルの追加

ソースコードと同じディレクトリに対象のファイルを入れておく
【リソースファイル】を右クリックして 追加 → リソース を選択して目的に合った項目を選択する

DLL不要の実行ファイルの作成

ソリューションエクスプローラからプロパティに入り、上のほうにある【構成】のプルダウンからReleseを選択し、言語設定からコード生成に入り【ランタイムライブラリ】でマルチスレッドを選択する
これでexe単体でアプリケーションができる
※ただしファイルは重くなる

.csproj と .wapproj の違い

■ 結論(役割の違い)

  • .csproj
    → アプリ本体(EXE)のプロジェクト。
    → コードを書くところ、ビルドすると exe が出る
  • .wapproj
    → パッケージング専用プロジェクト。
    → アプリ本体(csproj)を MSIX にまとめるための入れ物。
    → パッケージ情報(バージョン、署名、manifest 等)を管理。

■ テンプレート①:空のアプリ(単一プロジェクト)

  • csproj の中に WindowsPackageType=MSIX を書いて
    → アプリ本体とパッケージングを 1プロジェクトにまとめる方式

✨特徴

  • シンプルでわかりやすい
  • ただしカスタマイズの自由度は低い
  • manifest などが自動生成される

■ テンプレート②:Windows アプリケーション パッケージ プロジェクト

  • アプリ本体(csproj)
  • パッケージプロジェクト(wapproj)
    の2つが生成される構造

✨特徴

  • 本番開発向け
  • manifest・署名・パッケージ設定を細かく調整できる
  • Visual Studio から手動で MSIX を作りやすい

MSIX パッケージングの流れ

■ 目的

  • アプリを 安全に署名して配布できる形(MSIX)にする
  • 自動更新や差分更新が使える
  • 配布の信頼性が高い

■ ビルド手順(共通)

  1. アプリ本体(exe)をビルド
  2. 必要な DLL を集める
  3. AppxManifest.xml or Package.appxmanifest を生成
  4. 署名ファイルを付与
  5. MakeAppx.exe か msbuild でパッケージ作成

.csproj と .wapproj の比較(要点)

4. GPTさんの解釈つきまとめ

🔵 簡易に MSIX を作るなら → csproj の単一方式で十分

  • 個人開発やテスト版の配布にはこれでOK。
  • セットアップが簡単、すぐに MSIX が作れる。

🔵 本番リリースを目指すなら → wapproj を使うべき

  • manifest の編集が多い
  • 署名、更新設定、パッケージ分離が必須
  • 大型アプリ、商用配布はこちらが標準的

これで分かる全体像(最重要ポイント)

🔸 .csproj はアプリ本体
🔸 .wapproj は MSIX を作る入れ物(設定主体)
🔸 どちらも MSIX にはできるが、本番想定なら wapproj が向く
🔸 MSIX ビルドは「exe → manifest → 署名 → パッケージ化」という流れ

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