iOSの設定でアクセシビリティ > オーディオとビジュアル > ライブリスニング内のリモート制御がオンになっていると会話音声や等が勝手に記録されるとSNSに書いてあったのでGPTさんに聞いてみた。
SNSの投稿は、実際の機能を指摘しているという意味では一部正しいですが、「リモート制御をオンにしているだけで、会話が勝手に録音・保存される」という説明は正確ではありません。
ただし、プライバシー面で注意したほうがよい機能なのは確かです。
Appleの公式説明を確認したところ、「リモート制御」は、iPhoneのマイクを利用するアクセシビリティ機能「ライブリスニング」を、近くにある別のApple製デバイスから遠隔操作できるようにする設定です。
実際に何が起こるのか?
例えば、次のような仕組みです。

つまり、次の2つは区別する必要があります。
| 状態 | 動作 |
|---|---|
| リモート制御 ON | 別の対応デバイスから操作できる |
| ライブリスニング開始中 | iPhoneのマイクで周囲の音声を拾う |
| ライブキャプション使用中 | 音声をリアルタイムで文字にする |
Appleの公式資料でも、ライブリスニングには10秒戻る機能があり、別のデバイスからセッションを開始・停止できると説明されています。
勝手に録音・保存されるのか?
ここが重要です。
Appleの公式説明で確認できるのは、音声のストリーミングとリアルタイムの文字起こしです。
リモート制御をONにしただけで、常時録音したり、会話を自動的に録音ファイルとして保存したりする機能ではありません。
また、文字起こしについても、Appleの説明はリアルタイム表示であり、会話を自動的に長期間保存するとは説明されていません。
ただし、ライブリスニングが実際に開始されれば、周囲の音声を別のデバイスで聞いたり、文字で確認したりできるため、プライバシー上の注意は必要です。
私がおすすめする設定
ライブリスニングのリモート操作を使っていないのであれば、オフにしておくことをおすすめします。
設定場所:
設定 → アクセシビリティ → オーディオとビジュアル → ライブリスニング → リモート制御:オフ
これでApple Watchなどからの遠隔操作を無効にできます。
なお、念のため「設定 → 自分の名前」の下に表示されるApple Accountのデバイス一覧も確認し、見覚えのない端末がないかチェックしておくと安心です。
今回の件は、SNSの投稿が完全なデマというわけではありません。
実際に遠隔操作でiPhoneのマイクを利用できる仕組みがあるため、セキュリティ上知っておく価値があります。ただし、リモート制御がON=常時盗聴・録音されている、という理解は間違いです。
使っていない機能ならオフにしておく方が安心できますね。