アプリ売上レポートメモ

各項目

Partner Share

アプリの売上(課金総額)からAppleのコミッション(手数料)を差し引いた、デベロッパー(開発者)の取り分となる金額を指します。

具体的には以下の通りです。

  • 意味: デベロッパーへの分配額(収益)。
  • 計算式: アプリ売上総額 – Apple手数料 (15%または30%) = Partner Share

ポイント:

  • 一般的に、App Storeの標準手数料率は30%ですが、年間収益が100万米ドル以下の小規模事業者の場合は、15%に引き下げられます(App Store Small Business Program適用時)。
  • この金額が、実際のデベロッパーの口座に振り込まれる金額の基準となります。

Extended Partner Share

アプリの販売やアプリ内課金によって発生した売上のうち、デベロッパー(あなた)が受け取る金額(パートナーシェア)に、ユニット数(購入数量)を掛け合わせた合計金額を意味します。

具体的な意味と関連フィールドは以下の通りです。

  • Extended Partner Share(拡張パートナーシェア):
    • 計算式:(1ユニットあたりのパートナーシェア) × (ユニット数)
    • 小数点以下2桁を含む数値(プラスまたはマイナス)で表示されます。
    • この金額は、Appleのプラットフォーム手数料(一般的に15%または30%)が差し引かれた後の、デベロッパー側の純粋な収益ベースとなる金額です。
  • Partner Share Currency(パートナーシェア通貨):
    • Extended Partner Shareの金額に使用されている通貨(3文字のISOコード、例: JPY, USD)です。

要点:
売上レポートにおける「Extended Partner Share」は、その取引における最終的なデベロッパーの収益総額を示しています。

Product Type Identifier

App Store Connectの売上・財務レポートにおいて、購入されたアイテムが「何(アプリ新規DL、サブスク、アプリ内課金など)」であるかを分類する識別コードです。このIDを見れば、アプリが新規ダウンロードされたのか、サブスク課金されたのかを判別できます。

  • 1:アプリの新規ダウンロード(無料・有料含む)
  • 1F:ファミリー共有での新規ダウンロード
  • 1T:再ダウンロード
  • F1:自動更新サブスクリプションの初回購入
  • F2:自動更新サブスクリプションの更新(更新課金)
  • IA1:アプリ内購入(消耗型、非消耗型)

Sale or Return

その取引が「売上(Sale)」なのか「返品・払い戻し(Return)」なのかを示すフィールドです。
このフィールドには通常、「S」または「R」の文字で記録されます。

  • S (Sale: 売上): アプリの購入、アプリ内課金、またはサブスクリプションの開始など、収益が発生した取引。
  • R (Return: 返品・払い戻し): ユーザーが購入したアプリやサブスクリプションの返金(払い戻し)をAppleに申請し、それが承認された取引。

返品された場合、この項目が「R」となり、金額がマイナスとして記録されることで、売上から差し引かれます。

Promo Code

開発者がアプリやアプリ内課金アイテムを無料(0円)でユーザーに提供した件数を指します。 

1. Promo Codeの主な意味

  • 無料ダウンロード/取得: デベロッパ(開発者)が独自の判断で生成し、メディアやレビューアー、またはキャンペーンとして特定のユーザーに配布したコードです。
  • 0円トランザクション: コードを使ってアプリやコンテンツを取得した場合、顧客の価格は0となり、デベロッパの収益も0(収益支払免除)として記録されます。

2. 売上報告書での表示

  • ユニット数(ダウンロード数): プロモーションコードが引き換えられると、1ユニットとしてカウントされます。
  • 収益(売上): 0として記録されます。
  • 確認方法: App Store Connectの「売上およびトレンド」レポート内で、コードを使用したダウンロードの明細が確認できます。

3. 注意点

  • プロモーションコードを使ってダウンロードされたアプリは、通常購入されたアプリとは区別されます。
  • このコードは、主にマーケティング活動、プレビュー配布、バグ修正の確認、またはVIP顧客への提供などで使用されます。

この機能は、App Store Connectの「機能」セクションからプロモーションコードを生成することで利用できます。

Order Type

ユーザーがアプリやアプリ内コンテンツ(IAP)を購入またはダウンロードした際の、取引の種類やその性質を分類する項目です。

主なOrder Typeの種類

  • Paid (有料購入):
    • ユーザーが有料アプリを購入、または有料のアプリ内課金(非消耗型、定期購読の初回購入など)を行った場合。売上・収益が発生します。
  • Free (無料ダウンロード):
    • ユーザーが無料アプリをダウンロード、または無料のアプリ内コンテンツを取得した場合。
  • Pre-order (予約注文):
    • アプリがリリースされる前に、ユーザーが予約注文を行った場合。リリース日にダウンロードされたタイミングでカウントされることが多いです。
  • Redownload (再ダウンロード):
    • 過去に購入またはダウンロードしたことがあるアプリを、ユーザーが再度ダウンロードした場合。
  • Update (アップデート):
    • 既存のアプリを最新バージョンにアップデートした場合。
  • Subscription (定期購読/サブスクリプション):
    • 自動更新サブスクリプションの新規購入、更新(更新料)、再開など。
  • Refund (払い戻し/返金):
    • ユーザーが購入をキャンセルし、Appleが返金処理を行った取引。売上がマイナスとして計上されます。 

売上報告書での活用方法

この項目を確認することで、以下の分析が可能になります。

  • どのくらい有料購入(Paid)があったか
  • 返金(Refund)はどれくらい発生しているか
  • サブスクリプションの更新(Subscription)状況

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